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家族や身近な人々がうつかどうかを見極めるときの判断基準の一つに、その人の人生に関わる「節目となる出来事(ライフイベント)」があったかどうかというのがあります。

私達は、ものごころついてから死ぬまでの間に、たくさんのライフイベントに出会います。進学、就職、恋愛、失恋、結婚、子どもの誕生(妊娠・出産)、転職、職場の移動、昇進、左遷、離婚、再婚、転居、大病、子どもの成人、自立、中途退職、解雇、更年期、定年、死別。。。

良いこともあれば悪いこともありますが、それぞれがじんせいにとって折々の区切りであることは間違いありません。

ライフイベントとうちには、はっきりした関係があることがわかっています。それは、自分にとって都合の悪い「否定的なライフイベント」の前後には、抑うつ気分(気分の落ち込み)が強くなったり、うつになりやすかったりするということです。

ですから、この一年以内くらいの間で、仕事で失敗した、クビになった、離婚したなどの否定的なライフイベントがあったら、うつかどうかを推し測る大きな手がかりになります。

中でも、長年連れ添った伴侶を失うなどの「喪失体験」は、しばしばうつのきっかけになります。