本郷三丁目駅、水道橋駅、御茶ノ水駅等からすぐ近く。認知行動療法の専門家による、うつ病、子どものうつ病、強迫性障害、パニック障害、よくわからない不安感、LGBTsやセクシュアル・マイノリティ、などの課題への対処。

子どもと若者の強迫性障害

子どもと若者の強迫性障害

はじめに

 自分でもおかしいし、嫌だと分かっているのだけれど、どうしても繰り返して心に浮かんでしまう考えや気持ち(強迫観念)、または、そんなことはしたくないのだけれどもやっぱり繰り返さずにはいられない行動(強迫行為)にお悩みでしたら、それは、強迫性障害と呼ばれる心の病気かもしれません。

強迫性障害とは?

次の強迫観念と強迫行為から構成されている厄介な心理障害です。通常は、何度も確認しないと気がすまないなどの強迫的な行動として示されます。

強迫観念

しつこく、繰り返し生じてくる考えや気持ちのことを「強迫観念」と呼びます。この症状が起きると不安感・嫌な感じや怖い感じに取り付かれてしまい、取り払おうと思っても、なかなか取り払うことができません。

強迫行為

強迫観念によって生じる不安な気持ちや嫌な感じを一時的に軽くするためにする行動を、「強迫行為」と呼びます。本人は、その行為を納得できるまでしないと気がすみません。

例えば、手を洗うこと・トイレ・お風呂などに必要以上に時間をかける、物事をするときにはおまじないや「大丈夫」と何度も確認する、物を順番や左右対称で並べることにとても拘る、同じ一連の動作を何度も繰り返すなどの何度も手を洗ったり、鍵や電気のスイッチを何度も確認したりする、などの例があります。

これらの行動は一時的に不安感を和らげるものの、根本原因の解決では無いため、本人は条件が揃えばまた同じ行動をとることになり、苦しみから解放されることにはなりません。

認知行動療法は、認知(考え)、感情(気持ち)、行動(振る舞い)を分化してとらえた上で、感情と行動をコントロールできる認知機能を育成し、心理的問題を改善することを目指す心理療法です。

近年、認知行動療法は、多くの効果研究において、「子どもの心理的問題に対して効果的であり、有望な介入法である」との結論が示されています。その結果、諸外国においては、子どもや若者に対して認知行動療法を適用し、効果をあげています。

有効な問題解決法・曝露反応妨害法

曝露反応妨害法(ばくろはんのうぼうがいほう)とは、強迫性障害の問題解決に有効な認知行動療法の一つです。 抑えられない不安を特定の行動によって一時的に沈静化させるが、その不安は解消されるわけではないので再発するという強迫性障害の悪循環を変えるための方法です。

強迫性障害に苦しむ方の不安感は、強迫行為をしない状態を維持すると必ず下がるということが確認されています。また、人間の「慣れ」という性質により、落ち着いて向かい合えば「不安な状態」というものにも慣れることが出来ます。そのためには、強迫行為をせずに「不安は自然に下げることができる」という体験をすることが重要です。

下記の示すように、強迫行為をした場合には一時的に不安は減じますが、すぐに上昇して強迫行為を繰り返すことになります。しかし、曝露反応妨害法を用いると、最初は我慢するのが苦しいこともありますが、次第に慣れてきて、最終的には不安がなくなり、自由な生活を楽しめるようになります。

 

曝露反応妨害法では、患者さんはカウンセラーと共に、不安や不快感のためにこれまで避けていた様々な物事に立ち向かい(曝露法)、一時的に不安を下げるためにしていた強迫行為をやめる(反応妨害法)という体験をして、自信をつけてゆくようにします。そのようにして不安要素を自分の力で解決・解消するという方法を用います。

曝露反応妨害法を続けてゆくと、苦手なことに直面してもほとんど不安を感じなくなるようになり、強迫行為を必要としなくなります。すると、強迫観念も自然と解消されてゆきます。結果として、苦手としていた場所や物事がどんどん減ってゆき、病気に支配されない自由な生活を取り戻すことができるようになるのです。

ご家族の方へ

強迫性障害は、決して珍しい病気ではありません。一見単なるわがままと誤解されてしまうことも多く、本人はとてもつらい状態におかれます。本人もその行動が無意味であることは充分分かっていますから、口に出すこともなかなか恥ずかしくて出来ず、どうして良いかも分かりません。そして堂々巡りに陥り、症状をさらに悪化させてしまうこともままあります。

この病気は、本人や家族のせいではありません。誰でもがふとした拍子に陥る可能性があるものです。それゆえ、強迫性障害と見られる症状が見られた際には、その症状や行動を問いただしたり、指摘したり、あるいは叱ったりすることはしないでください。むしろ、本人との良い協力関係を築き、協力して問題行動の解消を試み、一緒に病気に立ち向かうことが重要です。

強迫性障害について、より詳しくはこちらの資料を御覧ください。

面談の流れ

※料金は、「料金・時間」をご覧ください。

1.受付面接

料金:
受付面接×1回
所要時間:
1時間程度
内容:
相談申込書の記入。どのようなことでお困りか、お話を伺います。

2.アセスメント面接

料金:
継続面接✕1〜2回
所要時間:
1〜2時間程度
内容:
問題の成り立ちについて詳しく調べます 。
お伺いする内容の例
  • 今、困っていること
  • これまでどんなことがあったのか
  • これまでの育ち方
  • 問題としてどのようなことが起きているのか
  • これからどのようなことをするのか
  • 症状の客観的な評価、質問紙などを検査面接の枠組みで実施することもあります。(強迫性障害を専門にするスタッフが担当)

3.介入

料金:
継続面接✕12回
所要時間:
各回1時間程度
内容:
問題の成り立ちについて詳しく調べます。
内容の例
  1. 第一段階 2回 問題に取り組む準備をする
    1)チーム作り(こども+家族+スタッフ)
    2)問題をはっきりさせる
    3)何をするのかをはっきりさせる
    4)皆がやる気になる
  2. 第二段階 4回 ゆっくり問題に取り組む
    軽い症状から曝露反応妨害法の開始
  3. 第三段階 1回 進み具合の見直し
    問題の改善の程度をチェック
  4. 第四段階 4回 再び問題に取り組む
    中心の症状に対する曝露妨害法
  5. 第五段階 1回 振り返りと卒業式
    再発を防ぐ対策と終結

4.フォローアップ面接

料金:
継続面接✕3回程度
所要時間:
各回1時間程度
内容:
プログラム終了後、再発・再燃の予防や今までの面接の振り返りを必要に応じて行います。実施しないこともあります。

プログラムお申し込み時のご注意

(必ずご確認の上お申し込みください)

  • プログラムの上記料金は、いずれも親子一緒で来談した場合です。別々に来談した場合には、当センターの料金表に基づいた金額をいただきます。
    料金表はこちらです。
  • 9歳以上、18歳以下の方のみ認知行動療法プログラムをご利用いただけます。
  • 現在医療機関を受診されている場合には、主治医にご相談の上、許可が出てからお申込ください。紹介状もご用意ください。
  • 認知行動療法を実施する際には適用条件がございます。場合によっては適用できないと判断される場合もございますので予めご了承ください。

お申し込み

1.まずは当センターまでお電話をください

電話番号:
TEL 03-6801-8821 受付時間:月曜日から金曜日までの平日10:00〜17:00。
ときどき、お休みの時があります。内容:「【子どもと若者の強迫性障害プログラム】に申し込みたい」 とお伝えください。
お申込み情報としては、お名前、ご住所、お電話番号、生年月日、ご相談内容、初回面接の日程条件などを伺います。

2.受付面接日程

ご案内:お申し込みのお電話から約1週間後に、再度 当相談室にお電話をお願いしております。その際に、ご来室の可否および ご来室いただく場合には面接候補日をお知らせいたします。

3.受付面接の実施

ご案内:受付面接日までに、下記のチェックリストをご用意ください。
ご本人、保護者様各1通ずつ記入してお持ちください。
紹介状をお持ちの方はお忘れないようお願いします。

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予約は電話のみです。電話での受付時には、通常5分〜15分ほどかかります。 TEL 03-6801-8821 電話受付時間:午前10時〜午後17時、月曜日〜日曜日

クライアント様専用窓口はこちら

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東京認知行動療法センター
電話:03-6801-8821
電話受付時間:午前10時〜午後17時、月曜日〜日曜日
心理士の面接時間帯:午前10時〜午後17時、火曜日〜日曜日
午後17時以降の対応が可能な場合もあるので、ご希望の場合には電話で相談してください。