guy-reading-a-newspaperうつの兆候を示す思考力の変化は、

「毎朝新聞を読んでから出かける習慣だった人が、気が付くと読まないででかけるようになっていた」

「最近、週刊誌はもちろん、漫画雑誌すらかってこなくなった」

「あれほど熱心に見ていたテレビドラマを、ほとんど見なくなった」

など、一緒に生活をしていれば比較的容易に発見できる兆候です。

新聞や雑誌で文章の意味を理解したり、ドラマでストーリーを追い、展開を予測しながら楽しんだりするのは、普段はいちいち意識することもないのですが、実は、集中力・記憶力・判断力などを総動員した高度な思考作業です。

うつが悪化し、思考力が低下してくると、それができなくなるわけです。

妄想(悲観的な思考や被害的な思考)は、これらの兆候よりも異常を捉えやすいので詳しくは説明しませんが、自分が極端に貧しいという「貧困妄想」や、かって非常に罪深いことをしたという「罪業妄想」などがよくあると言われています。