045316治療の場で、「うつの中核症状」と捉えられているのは、次の3つです。

  • 基本的なエネルギーが低下しているとしか思えない「意欲低下」状態
  • 気分の落ち込みなどを抑制できない「感情のコントロール不能」状態
  • 自分自身や自分の将来に対する「否定的な考え方」

これらの症状が非常に重い場合は、最悪の二日酔いが毎日続くようなものです。

気分が悪く、「何であんなに飲んでしまったんだろう」とひどく後悔し、自分を責めるでしょう。二日酔いならどんなにひどくても一日ほど休めば回復しますが、うつの人はそのひどい後悔や自責の念が基本的にはずっと続くのです。

「何であのとき失敗したんだろう。ちゃんと準備していればよかった。自分はだらしない、ダメなやつだ」という思いから、一週間も二週間もずっと抜けだせません。

肉体的にも、ひどい二日酔いのときのようにだるく、積極的に何かをしようとはとても思えず、ただ横になっているしかありません。

それは周りからはただ怠けているように見えますが、まったくそうではなく、実際に動けないのです。