東京認知行動療法センターの所在地は、樋口一葉や夏目漱石の住んでいたのと同じ町内にあります。

以前の東京認知行動療法センターは、下町の風情が残る初台の商店街の一角にありました。新宿に隣接していることもあり、サラリーマンの方など多くの方にご利用いただいておりました

しかし、連携しておりましたクリニックが閉院となったことにともない、新たに「いいもり こころの診療所」と連携して、より効果的で安心できるメンタルヘルスサービスを展開することを目標として移転することになりました。

東京認知行動療法センターが移転した春日は、不思議なところです。春日駅周辺は、御茶ノ水や後楽園に近いということもあり、若者も多い活気のある地域です。センターは、その春日駅(後楽園駅からも歩けます)から歩いて4分ほどの地にあります。

そこは、春日駅周辺とは全く雰囲気の異なる閑静な住宅地となります。センターは、その住宅街の一角である“西片”と呼ばれるお屋敷街にあります。ここは、かつて樋口一葉、夏目漱石、和辻哲郎などの文人や学者が居住していたところで、不思議な落ち着きのある街並みとなっています。

ですので、来談者の皆さんは、都心にありながら落ち着いた雰囲気のある西片の地で問題の取り組むことができます。センターへの道すがら、木々が茂る静かな住宅街を歩く中で気持ちが落ち着いてくることを感じることでしょう。ぜひ、多くの方のご来談をお待ちしております。

下山晴彦